岡山から神戸・大阪へ日帰りで安く行く方法 記事の続きです。
以下の情報は、2016年5月現在の情報です。運賃・料金などや、現地の状況などが記載当時と変わっている可能性がありますので、公式情報などもご確認の上ご利用下さい。

手柄駅から山陽電車に乗ります

山陽電車の手柄駅前のタイムズ手柄駅前(24時間400円で駐車可能!)に車を止めたら、踏切を渡って手柄駅に向かいましょう。
駐車場から線路も見えるので、だれでも迷わず駅まで行くことができます。


踏切渡ってすぐ左側の建物が手柄駅です。

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お得なきっぷの買い方

手柄駅で 大阪まで行く場合は、阪神電車全線・山陽電車全線・神戸高速(西代~元町間のみ)に乗り放題の阪神・山陽 シーサイド1dayチケット(2,000円)を、神戸までの場合は、神戸三宮まで乗れる山陽電車全線・神戸高速全線(阪神神戸三宮駅まで乗れます)に乗り放題の三宮・姫路 1dayチケット(1,400円)を購入しましょう。

ちなみに、甲子園など三宮から先に行かれる場合で、阪神線内の阪神尼崎駅の一駅大阪寄りの阪神本線・なんば線の大物駅までの各駅への往復しか乗車しない場合は、三宮・姫路1dayチケットを購入の上、乗り越した方が安いです。
(三宮から大物までの運賃が片道280円のため、大物までなら差額より安いため)

2台の券売機のうち左側の券売機でフリー切符が購入できるので、そちらの券売機でフリー切符を購入しましょう。

実際に阪神・山陽シーサイド1dayチケットを購入した時の様子をビデオで撮影しました。
(日帰りじゃない場合は、通常の切符を購入するか、ICOCAやスルッとKANSAIのカードを使いましょう)

電車に乗ります

自動改札機を通って、すぐ右側のホーム(踏切は渡らない)が神戸・大阪方面のホームです。
手柄駅は特急電車が停車しないので、飾磨もしくは大塩まで各駅停車に乗車します。

飾磨駅で乗り換えの場合、各駅停車と同じホームに各駅停車発車後しばらくすると特急が到着します。向かい側に停車している電車は、山陽網干線の電車ですので間違って乗らないようにしましょう。
大塩駅で乗り換えの場合は、ほとんどの時間帯で各駅停車が特急に追い抜かれますので、同じホーム向かい側に到着する電車に乗車すればOKです。

直通特急について

飾磨もしくは大塩駅からは、直通特急に乗車します。直通特急は大まかに2種類の停車駅の電車があります。駅の電光掲示板などに赤色で直通特急と表示される場合と黄色で直通特急と表示される場合がありますが、黄色の場合は、神戸市内の、板宿→神戸三宮間を各駅に停車します。(要するに停車駅が多いので約5分ほど所要時間が長い)
昼間は、赤色の直通特急と黄色の直通特急は、それぞれ30分毎 姫路・飾磨・大塩駅からは合わせて15分毎に発車します。

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飾磨駅の電光表示盤での黄色直通特急の表示

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阪神梅田駅の電光表示板での、赤色直通特急の表示 (停車中の電車は阪神電車の車両)

また、阪神電車の車両の場合と山陽電車の車両の場合の直通特急がありますが、銀色の山陽電車の車両の場合は、大阪側の先頭車両以外のほとんどの車両が二人掛け(一部一人掛け)シートの柔らかい座り心地のよい座席の電車ですのでお勧めです。

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この車両が、山陽電車の車両(山陽姫路駅で撮影)

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山陽電車の車両の車内の座席

阪神電車の車両(ほとんどがオレンジ色の車両)の場合、真ん中の車両のみ二人掛けシート(ただしシートは堅い)の場合もありますが、窓に背を向けるタイプの通勤電車タイプの座席の電車の場合があります。

山陽電車の車両か、阪神電車の車両かどちらの車両で運転されるかは、山陽電車のサイトにある直通特急時刻表に記載があります。
飾磨駅から神戸三宮駅までは、約1時間 大阪梅田駅までは約1時間30分です。

神戸ハーバーランド(JR神戸駅前)へは高速神戸駅で下車し、地下道を通れば行けます。
難波へは尼崎で阪神なんば線に乗り換えましょう。(神戸三宮で快速急行に乗り換えできる場合もあります)
日本橋駅方面へ行かれる場合も、大阪難波駅で降りられることをおすすめします。(地下道を歩いてもすぐなのと、乗り越し運賃が必要になるため)

帰りは

帰りは、大阪梅田駅からは直通特急に乗車しましょう。
大阪難波駅からは阪神なんば線に乗車の上、尼崎で直通特急に乗り換えです。(大阪難波駅は、以前の近鉄難波駅なので、道に迷ったら近鉄難波駅の行き方を聞きましょう)
神戸三宮駅からは、直通特急もしくはS特急に乗車しましょう。

直通特急は手柄駅には止まりませんので、行きと同様に大塩もしくは飾磨で各駅停車もしくはS特急に乗り換えです。深夜に走っているS特急も手柄駅に停車します。
最初からS特急に乗車していた場合は乗り換え不要です。(直通特急に1回追い越されますが、乗り換えても早く手柄駅には着けません)

手柄駅から車で国道2号姫路バイパス方面に行かれる際、行きと同じルートだと安田住宅前の交差点を姫路パイパス方面へ曲がれませんので、手柄駅を過ぎてすぐのセブンイレブンの前の信号交差点で右折し、次の信号を左折、市役所前の交差点を右折する必要があります。
わかりにくい場合は、安田住宅前の交差点を左折し、道なりまっすぐ突き当りの姫路駅前のロータリーを一周することで姫路バイパス方面へ戻ることができます。

実際に行ってきました!

手柄駅から阪神梅田駅まで、実際に山陽電車で行ってきました。
後日、YouTubeで公開予定です。

京都・奈良方面へ(大阪以遠の関西エリアへ)

京都・宝塚方面へは新開地駅で阪急電車に、奈良方面へは尼崎駅で阪神なんば線に乗り換えましょう。(奈良方面へは神戸三宮で快速急行に乗り換えできる場合もあります)
手柄駅では購入できませんので、山陽姫路駅もしくは飾磨駅まで別途普通に切符を買って行く必要がありますが、京都方面へはいい古都チケット(山陽全線版 2,800円 期間限定販売) 奈良へは奈良・斑鳩1dayチケット(山陽全線版 2,780円)という一日乗り放題チケットを購入することもできます。
姫路駅まで行くのが面倒な場合は、阪急電車に乗り換える場合三宮・姫路 1dayチケットを購入の上、阪急神戸三宮から乗り越し清算、奈良方面へは阪神・山陽 シーサイド1dayチケットを購入の上、大阪難波から乗り越し清算という方法もあります。

また、岡山など、近畿圏以外のコンビニなどであらかじめ購入しておく必要があり、さらに山陽姫路駅まで切符を引換に行く必要がありますが、関西エリアのJRを除く主要な私鉄・市営交通の電車やバスに乗り放題な、スルッとKANSAI乗り放題チケット(2日間乗り放題 4,000円・3日間乗り放題 5,200円)というチケットもあります。
こちらを利用したい場合は、かならず兵庫県内に入るまでに、コンビニ等のマルチ端末(ローソンのLoppiやファミリーマートのFamiポートなど)で引換チケットを購入して下さい。